FC2ブログ
rosyouki01.gif


僕にとって、神戸の食べ物店と言えば、神戸元町5丁目の豚饅頭 老祥紀です。
神戸の中華街である南京町にも同名の老祥記(字が一字異なります。)があるのですが、僕にとってはあくまで、元町5丁目の老祥紀こそが神戸元祖の豚饅頭です。
近頃は女房に頼んで買って来て貰ってばかりで、お店のほうにはすっかりご無沙汰と言う事が多いのですが、不思議と友人が神戸に来た際には連れて行く事の多いお店です。

最近、娘と神戸に遊びに行った際、久々に立ち寄ってきました。

僕が神戸に出て来た頃から食べに行っていますから、既に四半世紀になります。
先代のご主人がお元気だった頃からの馴染みのお店。
実は女房と知り合うよりも前からのおつき合いになります。

おかげで結婚して、娘が出来て、その娘の成長ぶりも知ってくれているそんなお店です。

ここの豚饅頭の特徴はなんといっても昔ながらの手作りの皮。
一般に売られているいわゆる豚まんの皮は単なる蒸しパンですが、ここ老祥紀の豚饅頭の皮は、中華料理の手法を頑なに守っていて歯ごたえがあって、とても美味しいのです。

rosyouki02.gif


神戸南京街の老祥記は、遠縁の親戚には当たるそうなのですが、先代のご主人に聴いた話だと商売の考え方の差で仲たがいしたとの事。
南京街の老祥記ではセイロがひとつで、お客さんは豚饅頭を買う為に店の前に行列を作って並んで待たねばなりません。
それも宣伝になるから良いのだと言うのが、南京街のご主人の主張ですが、元町5丁目のご主人はお客さんに喜んでもらってなんぼだ!と、セイロもふたつで待つ事はありません。
南京街は周りに中華料理店も沢山あって賑やかなのですが、やはり観光客向けです。
行列も観光の内だから好いのでしょうけど…。

やっぱり地元に住んでいる人間としては、5丁目の老祥紀を秘かに応援してしまいます。

また、あくまで個人的な感想ですが、南京街老祥記の豚饅頭は、蒸し時間が短いからか、皮が固くて中の具となじんでいない様な気が僕はしています。

娘も小さい頃からの老祥紀の豚饅頭の大ファンなのですが、まだ2~3歳の幼い頃、老祥紀で豚饅頭を買って帰った際、女房の持つ豚饅頭の包みに鼻を近づけて「いい匂い…。」と言ってたのがかわいくて、カメラを持っていれば写真に撮りたい風景だったと最近、弟に聞かされました。
DSC01167.gif


僕にとっての神戸の味。
それはやっぱり、老祥紀の豚饅頭なのでした。


追記を閉じる▲
スポンサーサイト

【2010/08/30 22:16】 | 食べあるき
トラックバック(0) |