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ひと昔前の讃岐うどんお奨めのお店と言えば、麺通団や、麺聖さんのお奨めの10傑(山越、山内、善通寺 山下、谷川米穀店、あたりや、宮武、長田、彦江製麺所、田村、がもう)だったのだけど、その内、3軒が閉店(彦江、宮武、あたりや)した今、個人的に行ったことのあるお店で評価すれば…

あくまでも、個人的な感想ですから。
まだまだ、行ったことのないお店は沢山あるし…
現時点で、お奨め出来る僕の知ってる讃岐うどんのお店って事です。
それと、これは僕個人の好みなのですが、やはり讃岐うどんは麺そのものだと思っているので、麺の美味しくない店の評価は低めだと思います。

山越
やっぱりね。
外すのは難しいです。
ただ、当たり外れがあるのも事実。
行く時間帯と、客の流れに依っては外れる事も…
僕は当初、当たりハズレが5分5分でした。最近はハズレなくなりましたけど。
釜玉が有名だけど、素晴らしいのは絶対に、かけうどん!
冷やの麺にかけ汁をかけたものが一番。
山内みたいに野性味あふれるうどんとはひと味違う洗練さを感じます。
最初から釜玉!じゃなくて、一度かけうどん食べてからにして欲しい。

山内
僕がうどん屋巡りをするきっかけになったお店。
汚い看板を横目に踏切を渡り、林道を抜けると、そこはうどん屋!
あのシチュエーションだけで、行く価値あり。
手切りの麺は荒々しく力強い。
あつあつ、ひやあつ、ひやひやって注文方法も楽しい。
薪で湯がくうどんは野趣溢れんばかり。

長田/長田in香の香
釜上げうどんならここ。
うどんのコシと、だしのハーモニーは最高の組み合わせ。
金倉寺前の香の香で、普段ならお客もいっぱいなので、珍しい事と思うけど、注文したうどんが来た時に電話が来てしまい話してたら、出来だちのうどんに取り替えてもらった事があります。
これは感動したなぁ。
もちろん、冷たいうどんも美味。

なかむら(丸亀市飯山町)/中村(丸亀)
マジックうどんとも言うべき不思議なうどん。
堅いうどんの代名詞が善通寺の山下(昔と比べるとかなり柔らかくなってしまったけど。)なら、こちらは柔らかいうどんの代表。
かけが、美味しいけど、びっくりしたのは釜玉。
一度友人が食べたのをひと口失敬したのだけど、山越以上!
本気で釜玉食べたい人はぜひ!
今はどちらも町村合併で丸亀になってしまったけど、有名な納屋の様な飯山のお店と、土器町のお店は兄弟との事。
店構えは違うけど、作るうどんは同じなのが素晴らしい。

がもう
畑の中の広々とした駐車場。
店は今にも崩れそうな(失礼)外観の小さな建物。
雨の時には少々面倒くさいけど、晴れなら、駐車場前に並べられたベンチや椅子で食べると最高。
文法がおかしくなるうどんです。(笑)
ウチの娘はまだお鉢を持てないくらい小さかった時に、女房の支えるお鉢から、そして、これじゃ女房が食べられないと代わった僕の手に移ったお鉢から食べ続け、2/3以上食べてから、大きなため息をつきました。
裏の道から安全に入れるのですが、僕は国道11号線からハラハラさせながら入る狭い道が好きです。

谷川米穀店
山の中にあるお米屋さんなのにうどんで有名な不思議なお店。
だしはありません。
醤油とお酢と、青唐辛子の漬け物で食べるうどん。
開店時間は短いのでご注意を。
お酢を入れるとまるで異なるうどんになるのが素晴らしいです。

宮武
一度は閉店したのだけど、熱心なお客さんからの要望で、そのお客さんの息子さんが弟子入りし、その味を受け継いでいます。
場所も高松になりました。
先日やっと食べに行きましたが、見事!
宮武復活です。
昔の宮武と変わる事無いうどんを作り続けている若い大将に感動しました。

三嶋製麺所
映画『UDON』に最初に登場するお店。
なんか僕が最初に作った手打ちうどんに似ていて、ほのぼのします。
ここもだしは無いので、醤油か、玉子で食べることになります。
善通寺の山下が柔らかくなってしまったので、ひょっとするとここのうどんの方が固いかも知れないと最近思ってます。

善通寺 山下
ドライブインみたいな佇まいだったお店から500mほど移転して、なんか昔の味じゃ無くなったなぁ、と少し残念な気持ちでいます。
昔は、口に入れるとうどんが暴れだし「俺はうどんだあ!文句あるかあ!」と言ってる様なうどんだったんですが、最近はかなり麺が細くなり、大人しめな気がしてます。
決して不味くなったと言うのではなく、
味わいが変わった気がしてなりません。

田村
マジックハンドと言われる大将の手にかかった小麦粉は絶妙なコシのうどんに…
ただね。味の素好きな人には好いのでしょうが、だしは…
しょうゆで食べましょう。

とらや
元々、明(あきら)という うどん屋だったのが、リニューアルして、とらやと名を変えて営業始めました。
エッジの立った麺で昔の明の名を冠した冷やうどんが、なかなかのものです。

竹清
とにかく、天ぷらが有名なお店です。
中でも、半熟玉子の天ぷらはこの店が発祥。
店頭で女将さんがスッゴい技を見せてくれます。
その陰に隠れている感はありますが、実はうどんの実力も相当なもの。
僕は好きなタイプのうどんです。
うどんを打つ大将の笑顔も素敵です。
昔、ライブに来た福山雅治大先生も食べに来たそうです。

鶴丸
高松市内のライオン通りという、繁華街の外れにあるうどん屋さん。
ここは深夜営業している数少ないうどん屋なのですが、呑んだ後に食べたくなる慈味溢れるうどんです。
名物はカレーうどんですが、実はかけが美味しい!
息子さんがオシャレなお店をすぐ近くで経営していますが、とにかくお値段が!

SHIRAKAWA
外観はプレハブなんだけど、中に入るとオシャレなパブっぽいお店。
ここのうどんも素晴らしいコシのうどんです。
ネギ油うどんなるオシャレなメニューもお奨めなのですが、かけも他店には引け劣らない美味さです。

おがわ
細麺のうどんを始めたのはこのお店。
金比羅さんで有名な琴平で、この町に住んでいる人たちに愛されるうどんです。
まるで、冷や麦みたいなうどんですが、コシもなかなか。
もちろん、普通サイズの太さのうどんもあります。

家康
坂出市役所のすぐ裏にあるお店。
独特の返し醤油を使った出汁は一度は味わってみてほしいうどんです。

山田家
水曜どうでしょう班御用達。
85番 八栗寺へのロープウェイ入り口にあるお店。
元々造り酒屋だった建物を移築した建物は風情も存分に楽しめます。
中央の建物は座敷。
周りを取り囲む建物は椅子席。
中央の庭を見るだけでも…
案内のお兄ちゃんも少し空いてひまになると楽しいトークを披露してくれます。
おっと、肝心のうどん…
美味いに決まってるでしょ。(笑)

おか泉
宇多津で人気の一般店。
お値段は香川ではやや高めですが(それでも他の地方に比べると断然お安いと思います)、納得出来るうどんだと思います。
程よいコシのあるうどんでもちもち感がたまりません。

日の出製麺所
一日わずか1時間しか営業しない製麺所。
元々はうどんを卸しているのでお店としては食べさせてもらえるだけでもありがたい(?)
冷のかけは文句なしに好きなうどんです。
しかも前半戦はASW。後半戦は地粉と憎い演出もあります。
しかも値段が!
小ひとつ100円って!
今時、このコスパは何なんだ!
と唸りたくなります。
絶対に並ぶだけの価値はあります。

かじま家
昭和の香りぷんぷんのお店です。
お店の雰囲気は妖しさ満点なのですが、うどんは美味い!
冷やのかけだしがお奨め。

麺処 綿谷
肉うどん好きなら特にお奨め。
セルフスタイルのお店ですが、お値段はやや高め、と思うなかれ。
出てくるうどんの量を見れば充分に納得出来ます。
(満腹間違い無しなので、うどん屋巡りの際にはお気をつけを…)

西端手打 上戸
愛媛県との県境 海に程近い箕浦駅の真ん前(…というより駅の駐車場)にあるうどん屋さん。
比較的大きめのプレハブのお店なのですが、その建物の2/3は厨房なので、お客は残りの狭いスペースでうどんを食べることになります。(笑)
奥さんは美人の誉れ高く…
(美人だと誉めないと怒られるらしい… いや、実際美人でしたけど。)
いりこだしとコシのあるうどんが絶妙なハーモニーを奏でます。

他にも魅力的なお店は幾つもあるのですが、とても書ききれません。
良く、どのうどん屋さんのうどんが美味しいの?という質問を受けるのですが、実は讃岐うどんのうどん屋の作り出すうどんの方向性はまちまちで、それぞれにファンがいる訳です。
強いて言うなら、僕の場合、好みは硬軟に関わらずコシのあるうどんで、少なくともだしがある店では化学調味料が使われてないお店を高評価に上げています。
いくらうどんがコシがあって美味しくても、化学調味料で舌が麻痺するほど酷いだしが使われていれば、食べられたものじゃないですから。
人に奨める時には、いくら嫌だぁ~と言っても、善通寺の山下と丸亀のなかむらとか、三島製麺所とおがわとか、少なくとも違うタイプのうどんを出す店に2軒は連れていきます。
そして、自らの五感で、舌で、それぞれのうどんの差を感じてもらうしか無いんですよね
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【2015/08/28 16:25】 | 讃岐うどん
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