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2014年の神戸ルミナリエの撮影してた際にSONY α7を持った女性を見つけました。

あっ、同じカメラ使ってる!


helios002.jpg
ロシアンレンズ Helios-44M 58mm F2
当時、α7の発売直後であまり見かける事もなく、ついつい気になって見たのですが、ふとみると、カメラには、見た事もないタイプのレンズが着いてました。
ティルトレンズっぽかったんですが、結局、聞く事も出来ぬままに、その女性は立ち去ってしまいました。

その後、ネットのカメラ関連のニュースを見ていた時に、たまたまへんちくりなレンズのニュースが目につきました。

レンズベビー社のtwist60レンズ。
いわゆる、ぐるぐるボケが出来るレンズが発表になった?

元々へんちくりなレンズ好きとしては、興味が湧いてきて、レンズベビー社のホームページを検索してみました。

レンズベビー社はアメリカのレンズメーカーで、色々くせのあるレンズを作っているようです。

ぐるぐるボケのtwist60だけではなく、ソフトフォーカスレンズや、魚眼レンズ、そしてティルトレンズなんかもあります。

twist60

レンズベビー

そう、ティルトレンズ。
以前、ルミナリエで見かけたレンズなのでした。

これは興味をそそられる。
欲しいなぁ…

少なくとも、ティルトレンズとぐるぐるボケレンズは欲しい…。
ただ、2本合わせると結構なお値段です。

お金も無い事だし、いつか手に入れたいと思いつつも、諦めました。

そんな中。
昨年末に、友人から相談を受け、あるレンズのレンズキャップ探しを手伝いました。
そのレンズとはDomiplan 50mm F2.8。
旧東ドイツで造られた、いわゆるオールドレンズ。
バブルボケをする独特の描写が特徴のレンズです。
調べる内、すっかり興味をそそられてしまい、結局、僕もそのDomiplanを手に入れてしまいました。
そして、オールドレンズのネット情報を探るうち、幾つか面白いレンズの存在を知りました。

旧東ドイツ製やロシアレンズには特徴ある描写の得られるレンズが多いようです。

中でも気になったのはHelios-44。
58mm F2のロシア製レンズです。
ドイツの名門光学メーカー ツアイスのビオターレンズのコピーと言われています。
このレンズ、(ビオターもそうらしいのですが…)特定の条件下で、ぐるぐるボケが出来るらしいのです。
あの諦めたレンズベビーtwist60と何だか良く似た仕様だし、ひょっとして、Helios-44の焼き直しが、レンズベビーtwist60?
なんて思えてきました。

最新光学の高価なレンズと異なり、オールドレンズは比較的安価で、オークションに出ています。
このHelios-44だと5~8千円程度で取引されているようです。

これなら、失敗しても諦めはつく。

そう思ってオークションにチャレンジ。
何とか5千円以下でそこそこの美品をゲットできました。

まだ充分に試せてはいないのですが、ある特定の条件を揃えれば、ぐるぐるボケが楽しめそうです。
レンズベビーtwist60だと、条件を選ばず、ぐるぐるボケが楽しめるのかも知れませんが、1/10以下の価格でその体験が出来るなら、これで充分です。
更に、その条件を探しださないといけないとなると、そのチャレンジだけでも随分楽しめます。

実は、先に手に入れたDomiplanもぐるぐるボケの出る事があります。
これらの古いレンズは、現在のレンズと異なり、いずれも手設計であり、計算能力との関係で、各種収差の補正が充分でないからだと言えます。
特にDomiplan、Helios-44の場合は、この内の非点収差の補正が充分ではなく、ぐるぐるボケになりやすいと考えられます。
しかし、そうしたレンズのクセを知った上で、絵作りに活かせるなら、これは素敵な経験です。

DomiplanもHelios-44も逆光には弱いものの、意外と豊かな味わい深い色が出るのがとても魅力的です。

そもそもMINOLTA製のレンズをメインにおいたのも、豊かな色を出すレンズたちだったからなのですが、ドイツ系レンズにもそうしたレンズが多いみたい。

このままでは、すっかりレンズ沼にはまってしまいそう。

そうそう、レンズベビーに惹かれたきっかけになったティルトレンズは?

なんと、マウントアダプターにそうした機能が付いたものがあり、それを手に入れました。
価格も、わずか数千円。

MINOLTAマウントをSONY Eマウントに変換するアダプターの間にティルト機構が入っているものでした。
(かなりマニアック?)

これなら、手元にコレクションしているレンズで色々ティルト効果を試せます。
マウントアダプターなので、機能的に制限されて、効果は低いかも知れませんが、そこそこ試す事は可能ですから。

まあ、これで我慢出来なくなったら、レンズベビーの製品に手を出せば良いだけの話。

しばらくは、色々試行錯誤出来そうです。


helios003.jpg
左はHelios-44M 58mm F2を取り付けたSONY α7Ⅱ 右はDomiplan 50mm F2.8を取り付けたSONY α7

helios004.jpg
右のDomiplanに比べて、左のHelios-44は無骨な感じ…

helios009.jpg

helios010.jpg

helios011.jpg

helios012.jpg
Helios-44Mでの試写結果。
いずれも絞り開放で。
これを気持ち好いと思うか、気持ち悪いと思うかはともかく、主題を強調するのには大きな武器になりそうです。
中心部の解像力は素晴らしいのに対照的に周辺はぐるぐるとボケます。
もちろん絞ってやれば周辺のぐるぐるボケも収まってシャープなレンズになります。
でも、このレンズらしさを強調しようと思ったら、やはり、こうなりますかねぇ…


helios005.jpg

helios006.jpg
チルトマウントアダプター
リングを回すとチルトします。

helios007.jpg

helios008.jpg
こんな具合。
チルトしたまま回転させられるので、チルトの方向も自在。


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【2017/04/04 00:06】 | オールドレンズ
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