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神戸開港150年記念の海フェスタに行って来ました。

お目当ては帆船。
日程の関係で日本丸は観る事が出来なかったけど、外国船を含めて4隻の帆船を見学する事が出来ました。

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ロシア帆船 パラダ(左) 韓国帆船 コリアナ(右) 夜景

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ロシア帆船 パラダ(左) 韓国帆船 コリアナ(右) 昼景

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練習帆船 海王丸(奥) 帆船 みらいへ(手前) 夜景

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練習帆船 海王丸(奥) 帆船 みらいへ(手前) 昼景
元々は7月16日に観に行く予定だったのですが、7月16日所用が入り家族で愛知県まで出掛ける事になりました。
そして、予定を振り替え17日に神戸港へ観に行く予定にしていたのですが、愛知県からの帰り道、女房が「夜もライトアップしているらしいよ。」というので、折角だからと観に行く事に。

京橋で高速を降り、会場に近いフェリー乗り場近くのコインパーキングに車を停め、いざ!

ロシアの帆船パラダ(つづりからはパルラーダの方が発音が近いのかも。)韓国帆船コリアナのライトアップに感動。
少し歩いて、神戸市所有の帆船みらいへ と海王丸。
夜の満艦飾なんて初めてのものですから、手持ちながら写真を撮りまくりました。(笑)

畑仕事にすっかり疲れ果ててた娘が、眠たいからと言うので、後ろ髪を引かれる思いで帰りましたけど…

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ロシア帆船 パラダ
1989年6月竣工 総トン数 2,248t 全長 108.6m 全幅 14m 航海速力 11.6ノット(約21.5km/時) 定員 144名(実習生) 
(会場の案内板より)

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韓国帆船 コリアナ
1995年竣工 総トン数 135t 全長 41m 全幅 6.6m 航海速力 9ノット(約16.5km/時) 定員 66名(実習生) 
(会場の案内板より)

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神戸港夜景

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帆船 みらいへ
1993年3月竣工 総トン数 230t 全長 52.16m 全幅 8.6m 航海速力 9ノット(約16.5km/時) 定員 40名(旅客) 
(会場の案内板より)

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みらいへと神戸港夜景

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みらいへ越しに市章山を望む

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みらいへ越しの神戸港夜景

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練習帆船 海王丸
1989年9月竣工 総トン数 2,556t 全長 110.09m 全幅 13.8m 航海速力 12.95ノット(約24km/時) 定員 130名(実習生) 
(会場の案内板より)

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翌朝、早めに出発する事に。

朝早くなら混み合う前に観られるかなぁと考えて、家族に相談。
娘は眠たいからとパス。

女房とふたりで行く事にしました。

混んでるかな?と思っていたのですが、早朝7時過ぎにはまだまだ余裕。

前日と同じ駐車場に車を停め、歩いて見物に。

朝観ると船全体にはためく満艦飾が素敵です。

この日は船内見学も出来るとの事で、混んでいたらロシア帆船パラダと韓国帆船コリアナだけにしようかとも思っていたのですが、海王丸まで行ってみると、まだ行列も無い状態。
「これなら大丈夫かもね。」と10人ほどの待ち合いの列らしいグループの後に並びました。
しばらくしてミーティングを済ませたスタッフがカラーコーンを並べ始めました。

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練習帆船 海王丸

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帆船みらいへ には巨大なこいのぼりが掲げられました。

8時半頃に並んだのですが、案外少ないなぁ…と思っていて、ふと後を振り向いたら長蛇の列!!
早めに来て、正解でした。

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帆船 みらいへ には大きな鯉のぼりが掲げられました。
既に海王丸見学の為の、すっごい行列…



9時少し過ぎから見学スタート。

大型船の海王丸、パラダは上甲板のみの見学でした。

海王丸(2代 1989年完成)ですが、先代 海王丸の神戸港出港を観た事があるだけに感慨もひとしお。
木甲板の様子や、丁寧に磨き上げられた装備品の数々は観ているだけで楽しめました。

軍艦ファンとしては、参考になる事ばかり。
特に英海軍の軍艦を参考に建造された日本海軍の軍艦の場合、共通点が多く、木甲板の貼り方や、色合い、各装備品の構造、塗粧など、わくわくしながら見学しました。

ロープワークの為の滑車の外装は木製なのも興味深いものでした。(同じ部品がロシア船はSUS製だったものですから。)

木甲板の材質が気になって、「チーク材ですかね?」と乗員の方に質問したのですが、知らないとの事。
ちょっと残念。
椰子の実を半分に切ったものが幾つか置いてあったのですが、聞くと甲板掃除の為のもの。
これで磨き上げるそう。

「大変そうですね?」
「大変なんです…(笑)」

その表情から甲板掃除は本当に大変な様です。

真鍮製の美しく磨き上げられたキャプスタンの装飾や、銘板類、船首の女神像も含め、もう建造されてから30年近く経つというのに素晴らしいコンディションでした。

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イギリス海軍や、日本海軍の軍艦とも共通点の多い木甲板。
端部の仕上げ方法やタールで目止めした板の貼り方など、大変勉強になりました。

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甲板上にはヤシの殻が置いてあります。

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これで甲板を磨くのだとか…

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キャプスタン(巻上機)の上面は真鍮製の飾り板が取り付けられていますが、顔が写り込むくらい丁寧に磨き上げられています。

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キャプスタン 白いテープで隠していますが、上部の穴に棒を入れてロープを巻き上げる機械です。

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号鐘とその下に見えるのがキャプスタンを回す為の棒

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羅針盤(コンパス)

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舵輪

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壁に取り付けてある真鍮製の扇型のものは角度計

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航行中には20度も傾く時もあるそうです。
(絶対に立っていられない…)


続いて帆船みらいへ へ。
こじんまりとした船ですが、こちらも素晴らしいコンディションでした。

船内も見学可能だったのですが、狭い通路に無駄なくコンパクトに纏められた居住区
朝、早く観たいばかりに何も食べていなかったのですが、ちょうど炊事をしていて、すっかりお腹が空いてしまい、女房と顔を見合わせ苦笑い。

木製の調度品が素敵でした。

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みらいへの前甲板

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帆船 みらいへの船橋

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帆船 みらいへの寝室

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帆船 みらいへの食堂

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凝った意匠のねずみ返しがありました。



見学時間は午前中は9時から11時までだったのですが、気がつけば10時近く。

残る2隻へと急ぎます。

途中、スタンプラリーのノルマもこなしながら…

3隻目はロシアの帆船パラダ(1989年完成)。
パルラーダの方が発音的には正しそうです。
プチャーチンが日本に開港を迫った際の旗艦が同じ船名で、その後、日露戦争の時に旅順包囲戦で鹵獲した巡洋艦で後、日本海軍の巡洋艦 津軽として使われた軍艦も同じ船名でした。
意外と日本とは縁の深い名前なのかも…

船上ではバラライカを演奏したり、ロープワークの実演をしたり、歓迎ムードたっぷり。
木甲板にはWelcomeの文字や、鐘の下に装飾細工がされていたりと見所満載。
外装塗粧はどこか古の戦列艦をイメージした様なデザインで、舷側のスマートな白いラインに砲門がある様な黒い四角の塗り分けがあったり(本当に大砲が載せられていたら笑いますけどね。)、カッコよさは抜群。

外からはスマートで美しいんですが、乗船してみると海王丸と同い年とは思えないくらい傷みも目立ちました。
完成後にあったソ連崩壊、その後のロシアの激動の歴史のせいか、そもそも厳しい自然の中にいるせいかは判りませんけども。

何となく、小説『坂之上の雲』の中で司馬遼太郎さんが描いていた、日露戦争前の日本海軍の軍艦とロシア海軍の軍艦の様子の違いを思い出していました。

でも、ロシアの乗員の皆さん、すっごく人懐っこくて素敵でした。

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パラダのサイドビュー 戦列艦の舷側砲の格納扉の様な意匠がカッコいい!!

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この甲板のデザインは素直にカッコ良いと思いました。

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号鐘の下にもカッコいい細工がされています。

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各地へ寄港したイベントのペイントが誇らしげ。

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バラライカの演奏があったり…

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ロープワークの教授をしていたり…

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前甲板はシアー(舳先への反り)が大きくて、舳先に向かうのは結構大変。

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錨見台 ここから錨の様子を確認します。

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歓迎ムードで和みます。

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船橋のグレーチング 昔の軍艦にもほぼ同様のもの(木製)があったのは知っていたのですが、結構怖い。

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帆船 パラダの蛇輪

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羅針盤(コンパス)

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後甲板にいた練習生。カメラを向けるとポーズを取ってくれました。
透き通るような白い肌に、紅いほっぺたの純朴そうな青年でした。



最後は韓国帆船コリアナ

乗船した帆船の中で一番小さいという事もあったのですが、乗船して「う~~~ん」とうなってしまいました。

何はともあれ韓国クオリティ。

何かチグハグなんです。

満艦飾の電飾の配線に家庭用のコンセントそのまんま使ってるし…(漏電しないか?これ…)

船の格としては豪華ヨットってところなので致し方ないのかも知れませんが…

何しろ、船内の調理場のすぐ横が工作用の道工具置場で清潔感の欠片も無いし…
ゴミ入れと思しきバケツなんかも放り出されたまんまで、片付けてもいないし…
清潔さを前面に押し出した様な海王丸や、みらいへ、各部の傷みは致し方ないものの、精一杯のおめかしを決め込んだパラダと比べるとねぇ…

ちょっと可愛そうな船でした。

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左舷側に道工具のスペース

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その反対側が調理スペースってのはどうしたものでしょうね?



お腹もペコペコだったので、元町へ出て、老祥紀の豚まんを食べつつ、おかみさんと海フェスタの話をし、帰宅。
船好きにはたまらない一日でした。

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消防艇も出動

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デモ放水を行ってくれました。

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タグボートも満艦飾

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最後は老祥紀で豚まんをブランチに…(笑)


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【2017/08/18 22:20】 | ひとりごと
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