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ヤフオクで不思議なレンズを見つけました。
ロシア製の引き伸ばしレンズ。
105mmF4と開放F値は低いものの、面白そうなのですが、ヘリコイドが無い?

見ると出品者は、日頃オールドレンズの情報源にさせて頂いている方。

試写するつもりが、入手して半年経過したものの構造上うまくヘリコイドが取り付けられないとの事で、一旦諦めて出品したとの事。

安価でもあり、比較的好きな画角でもあったので、入札してみました。

他に競合相手もなく、あっさりと落札…(あれ??)

手元に届いたレンズは何とも艶かしい輝きを放つ美しいレンズでした。

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手持ちのSONY α7でチェックしたところ何とかなりそうだったので、必要と思われるパーツを発注し、しばし待機。

パーツが揃ったところで改造する事に。

ヘリコイドは中華製のヘリコイドマクロアダプター(Pixco M52 M42レンズ焦点調整式ヘリコイドマクロチューブアダプター 36mm-90mm)を使いました。
本当はメス オスM42のものでも良かったのですが、鏡筒が細くなり、フレアやゴーストの発生する可能性が高くなるので、径の大きなこちらをチョイス。
その為、M52-M42ステップダウンリングを取り付けて組み立ててみたのですが…
首根っこが細くなり、何ともアンバランス。
格好悪いので(これはこれでアリかもしれなかったのですが…)
手元に残っていたマクロリングを加工して、カバーにしました。
これで完成の予定だったのですが、レンズそのものがゼブラタイプだったものだから、少々欲が出てきました。

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中華製ヘリコイドアダプター Pixco M52 M42レンズ焦点調整式ヘリコイドマクロチューブアダプター 36mm-90mm

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組み合わせたら… ちょっといけてませんな…(笑)


これヘリコイドもゼブラだったらカッコ好いかな?

もうレンズの性能度外視…(笑)

幸いPixco M52 M42レンズ焦点調整式ヘリコイドマクロチューブアダプター 36mm-90mm の中間部にはヘリコイドの指かかりの突起があります。

これを古のレンズの様に削れば、ゼブラ模様になる筈。

くだんのヘリコイドアダプターを必要以外の場所をマスキングして、旋盤に嵌め、研磨開始。

しかし、甘く見てました。

そこはやはり中華クオリティ。

厳密に中心を見なかった事もあるのですが、一部削りすぎてしまいゼブラが繋がってしまいました。

しかも、溝がややいびつ。

仕方ないので、リューターで加工して(1ヶ所おかしくなったけど、これは見ない事にして…)着色して体裁を整えました。

ま、それなりに昔のレンズとしては見られる姿になったかなと。

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マクロチューブの余ったのでくびれを隠そうかと…

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マクロチューブを最適な長さに加工中

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ヘリコイドアダプターをマスキングして…

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卓上旋盤で研磨

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いろいろミスしたけど、その修正後…(笑)

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組み立て部品が揃いました。

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それらしく見えるかな?

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ヘリコイドを目いっぱい伸ばしたらこんな感じ。
かなり寄れます。

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無事カメラに装着



いずれ一度、出品者の元に提供する予定です。

彼の素敵な文章で、素敵なレンズと出会えましたから。

僕よりも的確なレンズの評価をしてくれると思いますし。

少しでもお役に立てれば幸いです。




早速ブログに記事を掲載してくださいました。
そんな素敵な試写レポートはこちら


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【2017/09/29 21:50】 | オールドレンズ
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