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Schneider-Kreuznach Componar 75mm F4.5

Componar002.jpg



引き伸ばし用レンズです。
75mmという事は、6×6版用の引き伸ばしレンズだと想像しています。

Schneider-Kreuznach (シュナイダー・クロイツナッハ)はドイツの光学メーカーで、あのライカにもレンズを供給していた名門です。

描写性能はかなりのものなのですが、このレンズ、絞りの形が特異で4枚羽根。

かっちりした正方形になります。
Wikipediaによると、こんな説明がされています。

3群3枚。極めて希な正方形絞りを採用しているので一般撮影に使用する場合はこの点に留意したい。
背景に光源ボケが入ると四角い白いパターンが入り極めて不快な画像になる。
但し、接写性能は非常に高い。

真四角な絞りって…

こういうのを知ると、溜まらず手を出してしまいます。
(困ったもんだ…)

ebayで入手して、送料込みで約5千円。

届いたレンズは曇りも、傷も無く、とても綺麗なものでした。

しかし、この小ささときたら…


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絞り開放 F4.5

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絞り F8 ご覧の様に、見事な正方形です。(笑)

Componar004.jpg
以前、手に入れた Konishiroku Konitor 50mm F4.5 よりも小さい…

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このCマウント→L39マウントの変換アダプターを見つけて、ようやくレンズとして組めました。




75mmという焦点距離で考えるとかなり小さいと思います。

しかもCマウント(25mm径)らしく、アダプターが作れない。

フィルター用のステップアップリングを購入して使おうとしたら、嵌まらない…

ネジのピッチが異なる様です。

そこで色々探して、Cマウントの変換アダプターを手に入れ、ようやく組み立て。

さて、その写りは?

絞り開放だと問題はありません。

一段絞ってF5.6に

しっかりと正方形の絞りになります。


ピントを合わせて撮影したら…


背景は独特のボケ味を発生させます。


まるで壁紙の様な独特のパターン。


これを不快と思うか、面白いと思うかで評価は二分されると思います。

個人的な感想としては…

有り


ですね。


まるで水彩画の筆のタッチの様に背景ボケが出る様に工夫すると、面白い絵が作れそうです。

ピントがシャープなだけに上手く背景とのバランスを保てば、かなり使えそうなレンズです。



DSC09790.jpg
キバナコスモス
背景が四角い絞りの影響で、まるでパターンのついた壁紙みたいになっています。

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DSC09795.jpg

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DSC09321.jpg

DSC09318.jpg

DSC09302.jpg
シジミチョウ
背景の硬いボケは好みの分かれるところでしょうが、対象物によっては有りなのではないかと思っています。

DSC09323.jpg
トンボ
ピントの芯は素晴らしいと思います。

DSC09325.jpg
絞り開放でも解像度はかなりのもの

DSC09301.jpg
猫の置物
四角い背景のボケのせいでより造型物の様に見える気がしています。


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【2018/11/13 22:57】 | オールドレンズ
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