FC2ブログ
第2回はシャッター速度について。


カメラが明るさに応じて露出を決めるのに3つの要素で対応してます。

ん?
露出って何だ?

写真って、カメラのレンズを通ってきた像を撮像センサー(その昔はフィルムでした。)で受けて、初めてひとつの写真になるのですが、その撮像センサーに届く明るさが適正な光の量じゃないとちゃんとした像にはなりません。

この、撮像センサー(フィルム)に光を当てることを露光と言います。
露出とはつまり、撮像センサー(フィルム)に必要な露光をするのに、それまで真っ暗な状態にしてあったカメラ内部の撮像センサー(フィルム)を光の中にさらすって意味です。
写真を撮るには、必要な量の光を撮像センサー(フィルム)にあててやらなければならないって事。
解りました?


この露出を決める要素は3つあって、
①ISO(ASA)感度
②シャッター速度
③絞り
この3つを駆使して、カメラの撮像センサーに適正な光の量を与える様になっています。
フィルム時代は、露出を決定する要素は2つでした。
実は①のISO(ASA)感度とは、フィルム感度の事で、フィルムカメラの場合、フィルムを入れるとそのフィルムを撮影し終わるまで、同じフィルムの感度で撮影しなければなりませんでした。
しかし、デジタルカメラの場合、撮像センサーの感度を写真一枚ずつ適正に調整できるので、その心配はありません。


残りの2つの要素の内、手ブレを防ぐ為に撮影時に気をつけなければならないのが、シャッター速度です。
カメラにも依るのですが、ファインダー、もしくは液晶パネルにはシャッター速度の表示があります。

DSC01007.jpg
シャッター速度表示の一例(1/10秒)
DSC01008.jpg
シャッター速度表示の一例(1/1000秒)


基本的にカメラのレンズが標準レンズ以下なら、1/60秒以上なら手ブレしないって言われます。
まあ、これじゃ、わけ判んないですね…(笑)


詳細は徐々に説明しますが、35mm版フルサイズ(24×36mm)の場合、焦点距離50mm近辺のレンズを標準レンズと言います。
あれっ? 余計に解らなくなりましたね。


いまはズームレンズ全盛の時代ですし、またデジタルカメラの場合、撮像センサーサイズが各種あるので、その辺の説明も必要なので、ここは主にレンズ交換式のカメラを中心に説明します。


現在のデジタルカメラは従来のフィルムカメラの規格がいくつも残っていて、例えば、撮像センサーのサイズもその多くはフィルム時代のものを継承しています。

その撮像センサーサイズですが、レンズ交換式のものの多くは、
①35mm版フルサイズ(24×36mm)
②APS-C版(23.7mm×15.7mm)
③4/3版、μ4/3版(17.3mm×13mm)
 4/3はフォーサーズと読みます。またμ4/3はマイクロフォーサーズと読みます。この詳細は回を改めて説明します。

のサイズにほぼ集約されます。
ちなみにコンパクトデジタルカメラの場合、これらより小さな撮像センサーが使われていて、7.6mm×5.7mmとか、6.2mm×4.6mm(1000万画素以上の携帯電話のカメラセンサーに多い)というサイズが主流です。

イメージ


同じ画素数で撮像センサーのサイズが違うということは、1画素あたりの面積が異なる事はお解かりいただけると思います。

そもそも、大型の撮像センサーを作るのは技術的に大変で、昔はその為に小型の撮像センサーを作っていたのですが、徐々に技術的な問題がクリアされて、より大きな撮像センサーを載せたデジタルカメラが登場してきました。

そもそも、フィルム時代にもっとも数の多かった35mm版フルサイズのカメラには、それだけ沢山の交換レンズも存在したのですが、最近までそのカメラの交換レンズを取り付けるマウントの規格はそのままに、より小さな撮像センサーを持つカメラを使わざるを得ませんでした。

この詳細はまた回を改めて説明しますが、この35mm版フルサイズがカメラ業界ではもっとも普及していたカメラの為に、カメラの各種の説明をするのにひとつの標準とされているのです。


まず、標準レンズですが、35mm版フルサイズで焦点距離50mm近辺のレンズを指します。

各種のカメラでレンズに着いている表記で何mmって表示ですが、(これも回を改めて詳細を説明します。)
とにかく、これが、

35mm版フルサイズだと50mm、
APS-C版だと30~35mm、
4/3版だと24~25mm

近辺のレンズになります。

これより値の小さいもの(35mm版フルサイズの場合、例えば35mmとか、28mmとか、50mmより焦点距離の小さいもの)が広角レンズ。
逆に値の大きなもの(35mm版フルサイズの場合、例えば135mmとか、300mmとか、50mmより焦点距離の大きいもの)が望遠レンズになります。

DSC01009.jpg
レンズの表記の一例こちらはAPS-C版の標準ズームレンズDT18-55mmF3.5-5.6
(35mm版フルサイズ換算で28-83mm相当)

DSC01011.jpg
こちらは正真正銘35mm版フルサイズ用の標準レンズ50mmF1.4

DSC01012.jpg
こちらは同じく35mm版フルサイズ用の望遠ズームレンズ70-300mmF4.5-5.6G

標準レンズから広角レンズについては、概ね1/60秒より早いシャッター速度(カメラによりますが、1/60~1/8000と大きな値のシャッター速度)を維持して、第1回で説明したカメラの構え方ができれば、ほぼ手ブレは押えられます。
望遠レンズは…?

これは説明が長くなりそうなので回を改めて説明しますね。

続く

最初から読む
スポンサーサイト





追記を閉じる▲
カメラが明るさに応じて露出を決めるのに3つの要素で対応してます。

ん?
露出って何だ?

写真って、カメラのレンズを通ってきた像を撮像センサー(その昔はフィルムでした。)で受けて、初めてひとつの写真になるのですが、その撮像センサーに届く明るさが適正な光の量じゃないとちゃんとした像にはなりません。

この、撮像センサー(フィルム)に光を当てることを露光と言います。
露出とはつまり、撮像センサー(フィルム)に必要な露光をするのに、それまで真っ暗な状態にしてあったカメラ内部の撮像センサー(フィルム)を光の中にさらすって意味です。
写真を撮るには、必要な量の光を撮像センサー(フィルム)にあててやらなければならないって事。
解りました?


この露出を決める要素は3つあって、
①ISO(ASA)感度
②シャッター速度
③絞り
この3つを駆使して、カメラの撮像センサーに適正な光の量を与える様になっています。
フィルム時代は、露出を決定する要素は2つでした。
実は①のISO(ASA)感度とは、フィルム感度の事で、フィルムカメラの場合、フィルムを入れるとそのフィルムを撮影し終わるまで、同じフィルムの感度で撮影しなければなりませんでした。
しかし、デジタルカメラの場合、撮像センサーの感度を写真一枚ずつ適正に調整できるので、その心配はありません。


残りの2つの要素の内、手ブレを防ぐ為に撮影時に気をつけなければならないのが、シャッター速度です。
カメラにも依るのですが、ファインダー、もしくは液晶パネルにはシャッター速度の表示があります。

DSC01007.jpg
シャッター速度表示の一例(1/10秒)
DSC01008.jpg
シャッター速度表示の一例(1/1000秒)


基本的にカメラのレンズが標準レンズ以下なら、1/60秒以上なら手ブレしないって言われます。
まあ、これじゃ、わけ判んないですね…(笑)


詳細は徐々に説明しますが、35mm版フルサイズ(24×36mm)の場合、焦点距離50mm近辺のレンズを標準レンズと言います。
あれっ? 余計に解らなくなりましたね。


いまはズームレンズ全盛の時代ですし、またデジタルカメラの場合、撮像センサーサイズが各種あるので、その辺の説明も必要なので、ここは主にレンズ交換式のカメラを中心に説明します。


現在のデジタルカメラは従来のフィルムカメラの規格がいくつも残っていて、例えば、撮像センサーのサイズもその多くはフィルム時代のものを継承しています。

その撮像センサーサイズですが、レンズ交換式のものの多くは、
①35mm版フルサイズ(24×36mm)
②APS-C版(23.7mm×15.7mm)
③4/3版、μ4/3版(17.3mm×13mm)
 4/3はフォーサーズと読みます。またμ4/3はマイクロフォーサーズと読みます。この詳細は回を改めて説明します。

のサイズにほぼ集約されます。
ちなみにコンパクトデジタルカメラの場合、これらより小さな撮像センサーが使われていて、7.6mm×5.7mmとか、6.2mm×4.6mm(1000万画素以上の携帯電話のカメラセンサーに多い)というサイズが主流です。

イメージ


同じ画素数で撮像センサーのサイズが違うということは、1画素あたりの面積が異なる事はお解かりいただけると思います。

そもそも、大型の撮像センサーを作るのは技術的に大変で、昔はその為に小型の撮像センサーを作っていたのですが、徐々に技術的な問題がクリアされて、より大きな撮像センサーを載せたデジタルカメラが登場してきました。

そもそも、フィルム時代にもっとも数の多かった35mm版フルサイズのカメラには、それだけ沢山の交換レンズも存在したのですが、最近までそのカメラの交換レンズを取り付けるマウントの規格はそのままに、より小さな撮像センサーを持つカメラを使わざるを得ませんでした。

この詳細はまた回を改めて説明しますが、この35mm版フルサイズがカメラ業界ではもっとも普及していたカメラの為に、カメラの各種の説明をするのにひとつの標準とされているのです。


まず、標準レンズですが、35mm版フルサイズで焦点距離50mm近辺のレンズを指します。

各種のカメラでレンズに着いている表記で何mmって表示ですが、(これも回を改めて詳細を説明します。)
とにかく、これが、

35mm版フルサイズだと50mm、
APS-C版だと30~35mm、
4/3版だと24~25mm

近辺のレンズになります。

これより値の小さいもの(35mm版フルサイズの場合、例えば35mmとか、28mmとか、50mmより焦点距離の小さいもの)が広角レンズ。
逆に値の大きなもの(35mm版フルサイズの場合、例えば135mmとか、300mmとか、50mmより焦点距離の大きいもの)が望遠レンズになります。

DSC01009.jpg
レンズの表記の一例こちらはAPS-C版の標準ズームレンズDT18-55mmF3.5-5.6
(35mm版フルサイズ換算で28-83mm相当)

DSC01011.jpg
こちらは正真正銘35mm版フルサイズ用の標準レンズ50mmF1.4

DSC01012.jpg
こちらは同じく35mm版フルサイズ用の望遠ズームレンズ70-300mmF4.5-5.6G

標準レンズから広角レンズについては、概ね1/60秒より早いシャッター速度(カメラによりますが、1/60~1/8000と大きな値のシャッター速度)を維持して、第1回で説明したカメラの構え方ができれば、ほぼ手ブレは押えられます。
望遠レンズは…?

これは説明が長くなりそうなので回を改めて説明しますね。

続く

最初から読む
スポンサーサイト




【2014/01/08 22:45】 | kumaのカメラ講座
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック