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日頃僕のやってる仕事はメンテナンス仕事なのだけど、時々本当に腹が立つ機械に出会う事があります。

基本的には汎用品であり、その多くは一品ものでも基本設計は比較的簡単で、よほど特殊な用途に使われない限りどうって事は無いのですが、全密閉タイプだとかだと、そのケーシングの不具合やら、設計ミスやらで整備出来ないなんて状況に直面します。

今回出張して整備してきた機械もそんな機械で、カバーはごく一部を除いて取り外し不可。
極小の小さな点検窓がついているだけ…
或いはボルト取りの取り外しが難しい大きなカバーが着いている等…

大抵は設計段階でユーザーが費用を出し渋り、コストダウンを迫られた結果、整備のし難い構造のものとなるのを余儀なくされている事が殆どです。

そして、困った事に、そうした機械に限って、点検もままならず、ユーザー自身での整備も行われず、壊れたらメーカーもしくはメンテナンス会社任せとなってしまいます。

そこで発生する費用の方が、遥かに大きいにも関わらず、大抵は工事費用の値引きを迫って、安値で請け負わせ、整備は行ったものの、事後点検もしないから、すぐに故障してしまう悪循環に陥ってしまいます。

そもそも高価な設備には、それなりに理由があります。

理想からいえば、故障しない機械が一番なのですが、やはり理想に過ぎず、大抵は定期的なメンテナンスが必要になってきます。

長く使うなら、機械的な損耗、老朽化もある訳ですから…

そうなると、点検し易く、整備が楽な機械こそが、より理想に近い機械という事になります。

この辺が購買の人間には理解出来ないらしく、イニシャルで安い機械を購入しては、高い修理代をふんだくられるという目にあう訳です。

逆に新機軸のアイデアをふんだんに取り入れ、他に無い優れた性能を誇示していても全く故障を起こさねば優れた機械と言えますが、なかなか理想通りには行きません。


大抵、設計上で新機軸を取り入れれば、それが故障の原因となってしまう確率の方が遥かに高いのです。

汎用品の場合は特にそうで、ある程度枯れた技術を纏めたものと、新機軸の技術を取り入れたものだと、大抵は古い技術をそつなく纏めたものが勝利してしまいます。

今回の出張工事の件で言えば、巨大なカバーを外してじゃないと整備が出来ず、日頃から点検もされていない。
開いてみると別な場所が壊れている。
それを治そうとすると、今度は他の箇所が邪魔になり作業そのものが出来ない…

しかも、安っすい費用しか取っていないから、工事もそれ以上の事が出来なくなってしまう…

技術的に解決出来る問題であれば、提案も厭わないのですが、さすがに今回はそれさえ躊躇してしまう様な状態でした。
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基本的には汎用品であり、その多くは一品ものでも基本設計は比較的簡単で、よほど特殊な用途に使われない限りどうって事は無いのですが、全密閉タイプだとかだと、そのケーシングの不具合やら、設計ミスやらで整備出来ないなんて状況に直面します。

今回出張して整備してきた機械もそんな機械で、カバーはごく一部を除いて取り外し不可。
極小の小さな点検窓がついているだけ…
或いはボルト取りの取り外しが難しい大きなカバーが着いている等…

大抵は設計段階でユーザーが費用を出し渋り、コストダウンを迫られた結果、整備のし難い構造のものとなるのを余儀なくされている事が殆どです。

そして、困った事に、そうした機械に限って、点検もままならず、ユーザー自身での整備も行われず、壊れたらメーカーもしくはメンテナンス会社任せとなってしまいます。

そこで発生する費用の方が、遥かに大きいにも関わらず、大抵は工事費用の値引きを迫って、安値で請け負わせ、整備は行ったものの、事後点検もしないから、すぐに故障してしまう悪循環に陥ってしまいます。

そもそも高価な設備には、それなりに理由があります。

理想からいえば、故障しない機械が一番なのですが、やはり理想に過ぎず、大抵は定期的なメンテナンスが必要になってきます。

長く使うなら、機械的な損耗、老朽化もある訳ですから…

そうなると、点検し易く、整備が楽な機械こそが、より理想に近い機械という事になります。

この辺が購買の人間には理解出来ないらしく、イニシャルで安い機械を購入しては、高い修理代をふんだくられるという目にあう訳です。

逆に新機軸のアイデアをふんだんに取り入れ、他に無い優れた性能を誇示していても全く故障を起こさねば優れた機械と言えますが、なかなか理想通りには行きません。


大抵、設計上で新機軸を取り入れれば、それが故障の原因となってしまう確率の方が遥かに高いのです。

汎用品の場合は特にそうで、ある程度枯れた技術を纏めたものと、新機軸の技術を取り入れたものだと、大抵は古い技術をそつなく纏めたものが勝利してしまいます。

今回の出張工事の件で言えば、巨大なカバーを外してじゃないと整備が出来ず、日頃から点検もされていない。
開いてみると別な場所が壊れている。
それを治そうとすると、今度は他の箇所が邪魔になり作業そのものが出来ない…

しかも、安っすい費用しか取っていないから、工事もそれ以上の事が出来なくなってしまう…

技術的に解決出来る問題であれば、提案も厭わないのですが、さすがに今回はそれさえ躊躇してしまう様な状態でした。
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【2017/12/19 16:49】 | ひとりごと
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