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僕がカメラに興味を持った当時、カメラの本には、国産ながら名前も聞いた事の無い、見た事も無い様なカメラメーカーのカメラが幾つか紹介されていました。
一眼レフカメラに限っただけでもNikon、Canon、minolta、PENTAX、OLYMPUS、YASHICA/CONTAXなどポピュラーなメーカーの他にも、MAMIYA、RIKOH、YASHICA、FUJICA、KONICA、そしてTOPCON、MIRANDA等々…
四国の片田舎じゃカメラ店の店頭にも並ばない様なメーカーもあるもんだなぁと感心していた次第。
その後、多くは淘汰されてしまったと聞きましたが…

PETRIもそんなメーカーです。

最もカメラ事業からは撤退したものの現在でも双眼鏡のOEM生産をしているそうです。

そんなPETRIのレンズ。
正直なところ興味も無かったのですが、出張中の栃木県佐野市のハードオフでたまたま比較的状態の良いPETRI CC Auto 55mm F1.8レンズを見つけてしまいました。
値段も2,160円と手ごろ。

たまたま、オールドレンズ購入の参考にさせてもらっている幾つかのHPで、何故か続け様にPETRI製のレンズが取り上げられていたので、どんなものなんだろうと、ついつい手が伸びてしまいました…(言い訳)

PETRIのレンズは独自のマウントで、簡単にはマウント変換出来ないっていうのに…
ま、練習がてら、つい、何とかなるさと軽い気持ちで購入してしまいました。

PETRIは、Nikonの半額で一眼レフカメラを手に出来るという廉価戦略を繰り広げたメーカーですが、やがて、安かろう、悪かろうというチープなカメラという評価が下されてしまい、その戦略ミスから消えていったと言われます。
ただ、独特の描写をするレンズそのものの評価は意外と高い様で、それを見てみたくなったのです。

ただ、そこは独自マウントの罠。

困った事に、フランジバックが当時の一眼レフカメラの中でも短い方に属し、minolta SRマウントとほぼ同じ43.5mmしかない。
しかもスピゴット式という特殊なタイプ
M42や旧ライカLマウントの様にねじ込み式や、各種の一眼レフカメラやライカM等に採用された爪を合わせてボタンを押してねじ込むバヨネット式と異なり、Canonも当初の一眼レフカメラ(FL/FDマウント)に採用していたスピゴット式は爪を合わせ、その周りのリングを回して爪を固定するというもの。俗に手が3本いると言われるマウントです。
海外輸出を盛んにしていたという事で、海外にはそれなりにPETRIの変換アダプターもあったらしいのですが、そもそも高価な上にモノも見つからず…

やはり、これはジャンクの一眼レフボディを手に入れて、そこからマウントを取り外すしかないと判断しました。

ヤフオクで探した結果、135mm F3.5レンズつきのカメラが見つかり、1,800円で手に入りました。

このレンズ、少々傷みが激しいので果たして使えるかどうか…

まあ、安いので仕方ない。


さて、寸法計測して、Pixco製のM42-M42ヘリコイドマウントアダプターの改造を計画したのですが、上手く嵌まらない。

そこで迷いが…

マウントアダプターの種類増やすのは果たして得策なんだろうか?

レンズは純正とは行かなくなりますが、既に揃えている旧minolta SR/MDマウントに統一した方が、後々便利じゃない?

実はPETRIのレンズ側のマウントは意外と簡便な構造で、特殊ネジが1本入りますがマウント用のバヨネットは2mm程度の厚みのプレス品です。
その内側にフード状のカバーがありますが、これが外れれば…

試しにやってみると、簡単に外れ、しかも改造可能な様です。
ネジ穴は、マウント側を工夫すれば、そのまま取り付けられるし…

絞りの固定レバーさえ自作すれば旧minoltaマウントに統一できる。

元に戻したければ、外した部品を保管しておけば大丈夫だし…

さて、そう考えて、絞りレバー無しで一度は改造してみましたが、新たにPetri CC Auto 28mm F3.5を入手して考えが変わってきました。

このレンズ意外と好い写りするんです。

こうなると、他のレンズも試してみたい。

だったら、Petriマウント有りです。

更に海外オークションで好みの画角である、35mm F2.8を見つけ購入。

ちょっとしたPetriコレクションが出来そうになってきました。

ただ、UV TOPCORともども少々外に出すのには勇気が要ります。

まだマウント側のリアキャップが無いですから…

とりあえず、minoltaマウントに改造したままの(開放絞りでしか使えない状態でした。)Petri CC Auto 28mm F3.5をテスト撮影がてら引っ張り出したのですが…

驚愕しました。


綺麗な透き通った秋の青空に向けた時、透き通る様な素敵な深い蒼い空になったのです。

そういえばPetri CC Auto 55mm F1.8も青の発色が良かった。

PETRI BLUEと言っても好いのかも知れませんが、実に美しい蒼色の空が演出出来、更に周辺光量落ちも重なって、空の大きさみたいな表現も出来る。

素晴らしいレンズだと舌を巻きました。


カメラに関しては故障が多く、ダメだったのかも知れませんが、レンズに関しては再評価されても良いのではないかと強く感じています。


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最初に買ったPETRI CC Auto 55mm F1.8

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PETRI CC Auto 28mm F3.5

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これが問題のPETRI マウント

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ジャンクボディから取り外したマウントを基に作った、自作のマウントアダプター
ヘリコイド付きなのでぐっと寄れます。
今のところ、少しヘリコイドの動きに問題のあるレンズでもこれだけで充分。

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PETRI CC Auto 28mm F3.5 全て絞り開放で
博物館明治村にて
青空が素敵だったのですが、更にこのレンズの色が青を蒼らしくしてくれました。
侮りがたい描写をするレンズだと思います。
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その後、多くは淘汰されてしまったと聞きましたが…

PETRIもそんなメーカーです。

最もカメラ事業からは撤退したものの現在でも双眼鏡のOEM生産をしているそうです。

そんなPETRIのレンズ。
正直なところ興味も無かったのですが、出張中の栃木県佐野市のハードオフでたまたま比較的状態の良いPETRI CC Auto 55mm F1.8レンズを見つけてしまいました。
値段も2,160円と手ごろ。

たまたま、オールドレンズ購入の参考にさせてもらっている幾つかのHPで、何故か続け様にPETRI製のレンズが取り上げられていたので、どんなものなんだろうと、ついつい手が伸びてしまいました…(言い訳)

PETRIのレンズは独自のマウントで、簡単にはマウント変換出来ないっていうのに…
ま、練習がてら、つい、何とかなるさと軽い気持ちで購入してしまいました。

PETRIは、Nikonの半額で一眼レフカメラを手に出来るという廉価戦略を繰り広げたメーカーですが、やがて、安かろう、悪かろうというチープなカメラという評価が下されてしまい、その戦略ミスから消えていったと言われます。
ただ、独特の描写をするレンズそのものの評価は意外と高い様で、それを見てみたくなったのです。

ただ、そこは独自マウントの罠。

困った事に、フランジバックが当時の一眼レフカメラの中でも短い方に属し、minolta SRマウントとほぼ同じ43.5mmしかない。
しかもスピゴット式という特殊なタイプ
M42や旧ライカLマウントの様にねじ込み式や、各種の一眼レフカメラやライカM等に採用された爪を合わせてボタンを押してねじ込むバヨネット式と異なり、Canonも当初の一眼レフカメラ(FL/FDマウント)に採用していたスピゴット式は爪を合わせ、その周りのリングを回して爪を固定するというもの。俗に手が3本いると言われるマウントです。
海外輸出を盛んにしていたという事で、海外にはそれなりにPETRIの変換アダプターもあったらしいのですが、そもそも高価な上にモノも見つからず…

やはり、これはジャンクの一眼レフボディを手に入れて、そこからマウントを取り外すしかないと判断しました。

ヤフオクで探した結果、135mm F3.5レンズつきのカメラが見つかり、1,800円で手に入りました。

このレンズ、少々傷みが激しいので果たして使えるかどうか…

まあ、安いので仕方ない。


さて、寸法計測して、Pixco製のM42-M42ヘリコイドマウントアダプターの改造を計画したのですが、上手く嵌まらない。

そこで迷いが…

マウントアダプターの種類増やすのは果たして得策なんだろうか?

レンズは純正とは行かなくなりますが、既に揃えている旧minolta SR/MDマウントに統一した方が、後々便利じゃない?

実はPETRIのレンズ側のマウントは意外と簡便な構造で、特殊ネジが1本入りますがマウント用のバヨネットは2mm程度の厚みのプレス品です。
その内側にフード状のカバーがありますが、これが外れれば…

試しにやってみると、簡単に外れ、しかも改造可能な様です。
ネジ穴は、マウント側を工夫すれば、そのまま取り付けられるし…

絞りの固定レバーさえ自作すれば旧minoltaマウントに統一できる。

元に戻したければ、外した部品を保管しておけば大丈夫だし…

さて、そう考えて、絞りレバー無しで一度は改造してみましたが、新たにPetri CC Auto 28mm F3.5を入手して考えが変わってきました。

このレンズ意外と好い写りするんです。

こうなると、他のレンズも試してみたい。

だったら、Petriマウント有りです。

更に海外オークションで好みの画角である、35mm F2.8を見つけ購入。

ちょっとしたPetriコレクションが出来そうになってきました。

ただ、UV TOPCORともども少々外に出すのには勇気が要ります。

まだマウント側のリアキャップが無いですから…

とりあえず、minoltaマウントに改造したままの(開放絞りでしか使えない状態でした。)Petri CC Auto 28mm F3.5をテスト撮影がてら引っ張り出したのですが…

驚愕しました。


綺麗な透き通った秋の青空に向けた時、透き通る様な素敵な深い蒼い空になったのです。

そういえばPetri CC Auto 55mm F1.8も青の発色が良かった。

PETRI BLUEと言っても好いのかも知れませんが、実に美しい蒼色の空が演出出来、更に周辺光量落ちも重なって、空の大きさみたいな表現も出来る。

素晴らしいレンズだと舌を巻きました。


カメラに関しては故障が多く、ダメだったのかも知れませんが、レンズに関しては再評価されても良いのではないかと強く感じています。


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最初に買ったPETRI CC Auto 55mm F1.8

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PETRI CC Auto 28mm F3.5

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これが問題のPETRI マウント

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ジャンクボディから取り外したマウントを基に作った、自作のマウントアダプター
ヘリコイド付きなのでぐっと寄れます。
今のところ、少しヘリコイドの動きに問題のあるレンズでもこれだけで充分。

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PETRI CC Auto 28mm F3.5 全て絞り開放で
博物館明治村にて
青空が素敵だったのですが、更にこのレンズの色が青を蒼らしくしてくれました。
侮りがたい描写をするレンズだと思います。
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【2017/12/23 18:57】 | オールドレンズ
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