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少々間が開いてしまいましたが続きです。

そんなこんなでマルコとオハナは完成の一歩手前の状態。
原型製作時にオハナのブレスレットを作り忘れており、そのブレスレットはエッチングパーツで再現する事にしました。

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フォトレジスト液によるエッチング。こちらは露光現像終了後

inu154.gif
同じくエッチング処理後。この後レジスト液をシンナーで落とします。

そこで残り日数も少なくなってきた名古屋公演当日の週末に行ったのはエッチングパーツの製作。
今回、いろいろ試したのですが、フォトレジストに苦労しており、前回挑戦したフォトレジスト液ではなく、輸入したアメリカ・マイクロ・マーク社製のフォトレジスト膜を試してみる事にしました。
しかし、そこには大きな誤算が…

前回試したフォトレジスト液はポジ原稿でレジスト膜を形成するのですが、このマイクロ・マークのフォトレジストシートはネガ原稿でレジスト膜を形成します。
つまり、原稿の印刷を反転しなければならないのです。
そこで、簡単にデータを反転する方法を調べたのですが埒が開かず、結局データを全て作り直す事になりました。
田園調布号の環状アンテナなどのパーツ。モジャットの胸飾り、メガネ、葉っぱのパーツ。オハナのブレスレット。田園調布号の洗濯物。
中でも大変だったのはモジャットの胸飾りのデータの作り直しでした。

もともと細かなデータだったのですが、反転する事で余計に大変な事になってしまいました。
しかもパソコンがしばしば固まってしまい、作業の進捗も遅々として進みません。
これらデータの作り直しだけで数日を要してしまいました。

inu151.gif
原稿の違い(上がフォトレジストシート用ネガ、下がフォトレジスト液用ポジ)


フォトレジストシートの準備は、フォトレジスト液に比べるとかなり簡単です。
洋白板もしくは真鍮板をサンドペーパーで研磨して、表面処理をしますが、フォトレジスト液の場合、徹底的に表面研磨して洗浄の上、更に徹底的な脱脂が必要となります。
フォトレジストシートでも表面処理は必要ですが、そこまでシビアでなくてもいけそうです。

さてレジストシートの貼り付けと嬉々として作業にかかったのですが、思った様にはうまく貼り付かない。
こんな物かと思いつつ、強引に水をたらして金属板に密着させ、ラミネーターに通しました。
「何だかな~。」

次に露出テスト。
レジストシートを細長く切り出して、紫外線ライト(サンハヤト製ちびライト)に当てながら1分毎に1センチぐらいずつシートを引っぱり出して感光具合をチェックしました。
どうやら3分程度で充分露光している様です。
次に露光テストした物を現像してみようとしたのですが、何だかおかしい。
露光した部分が現像液中に溶け出さなければならないはずなのに溶けてくれない。
純正の現像液は入手できなかったので、レジスト液のメーカー品を使ったのですが、ひょっとして現像液が駄目なのかとサンハヤトのもので試しましたが、これも駄目。

おっかしいなぁ。

よ~くシートを調べると表面はつるつるしています。

よもやと思ってよくよく見るとレジストシートは極薄のフィルムでサンドイッチコートされています。


これか!


まず、フォトレジストシートの薄い膜を剥がして、剥がした面を洋白板に貼り付けて、それから表面の薄い膜を剥がしてようやく現像が出来る様になりました。
もともと、キットで購入した人には詳細な英語での説明が付くのでしょうが、こちらは利用出来そうだからとレジストシートのみを購入したので、全く使用説明書は付いていなかったのです。
インターネットでもこのマイクロマーク社のレジストシートの解説はあったのですが、そこまで細かくは書いておらず(というより判るだろう…)試行錯誤の連続でした。
何とかレジストシートを貼り付けて、現像してみたのですが、以前のフォトレジスト液に比べ、マスクした箇所の色が変わないので、現像してもレジスト膜が残っているのかどうか判断がつき難いのが難点とはいえます。
いざエッチングとなって、意外にレジスト膜が残っていてなかなか綺麗にエッチングが出来ませんでした。
多少不満は残るものの出来上がったパーツを組み合わせれば、どうやら完成は出来そうです。


(今回あまりに切羽詰った状況だったのでフォトレジストシートの写真がありません。悪しからず。
いずれやり直しの際にUPできるかな?)

Part6に続く


注)これ等、フィギュアは個人的な趣味で製作したものです。

版権は当然ながらテレビ東京、アットムービー、タレント所属事務所に所属します。

ですから、双熊堂本舗、及び、テレビ東京、アットムービー、タレント所属事務所に問い合わせはしないでくださいね。

お願いします。
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そんなこんなでマルコとオハナは完成の一歩手前の状態。
原型製作時にオハナのブレスレットを作り忘れており、そのブレスレットはエッチングパーツで再現する事にしました。

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フォトレジスト液によるエッチング。こちらは露光現像終了後

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同じくエッチング処理後。この後レジスト液をシンナーで落とします。

そこで残り日数も少なくなってきた名古屋公演当日の週末に行ったのはエッチングパーツの製作。
今回、いろいろ試したのですが、フォトレジストに苦労しており、前回挑戦したフォトレジスト液ではなく、輸入したアメリカ・マイクロ・マーク社製のフォトレジスト膜を試してみる事にしました。
しかし、そこには大きな誤算が…

前回試したフォトレジスト液はポジ原稿でレジスト膜を形成するのですが、このマイクロ・マークのフォトレジストシートはネガ原稿でレジスト膜を形成します。
つまり、原稿の印刷を反転しなければならないのです。
そこで、簡単にデータを反転する方法を調べたのですが埒が開かず、結局データを全て作り直す事になりました。
田園調布号の環状アンテナなどのパーツ。モジャットの胸飾り、メガネ、葉っぱのパーツ。オハナのブレスレット。田園調布号の洗濯物。
中でも大変だったのはモジャットの胸飾りのデータの作り直しでした。

もともと細かなデータだったのですが、反転する事で余計に大変な事になってしまいました。
しかもパソコンがしばしば固まってしまい、作業の進捗も遅々として進みません。
これらデータの作り直しだけで数日を要してしまいました。

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原稿の違い(上がフォトレジストシート用ネガ、下がフォトレジスト液用ポジ)


フォトレジストシートの準備は、フォトレジスト液に比べるとかなり簡単です。
洋白板もしくは真鍮板をサンドペーパーで研磨して、表面処理をしますが、フォトレジスト液の場合、徹底的に表面研磨して洗浄の上、更に徹底的な脱脂が必要となります。
フォトレジストシートでも表面処理は必要ですが、そこまでシビアでなくてもいけそうです。

さてレジストシートの貼り付けと嬉々として作業にかかったのですが、思った様にはうまく貼り付かない。
こんな物かと思いつつ、強引に水をたらして金属板に密着させ、ラミネーターに通しました。
「何だかな~。」

次に露出テスト。
レジストシートを細長く切り出して、紫外線ライト(サンハヤト製ちびライト)に当てながら1分毎に1センチぐらいずつシートを引っぱり出して感光具合をチェックしました。
どうやら3分程度で充分露光している様です。
次に露光テストした物を現像してみようとしたのですが、何だかおかしい。
露光した部分が現像液中に溶け出さなければならないはずなのに溶けてくれない。
純正の現像液は入手できなかったので、レジスト液のメーカー品を使ったのですが、ひょっとして現像液が駄目なのかとサンハヤトのもので試しましたが、これも駄目。

おっかしいなぁ。

よ~くシートを調べると表面はつるつるしています。

よもやと思ってよくよく見るとレジストシートは極薄のフィルムでサンドイッチコートされています。


これか!


まず、フォトレジストシートの薄い膜を剥がして、剥がした面を洋白板に貼り付けて、それから表面の薄い膜を剥がしてようやく現像が出来る様になりました。
もともと、キットで購入した人には詳細な英語での説明が付くのでしょうが、こちらは利用出来そうだからとレジストシートのみを購入したので、全く使用説明書は付いていなかったのです。
インターネットでもこのマイクロマーク社のレジストシートの解説はあったのですが、そこまで細かくは書いておらず(というより判るだろう…)試行錯誤の連続でした。
何とかレジストシートを貼り付けて、現像してみたのですが、以前のフォトレジスト液に比べ、マスクした箇所の色が変わないので、現像してもレジスト膜が残っているのかどうか判断がつき難いのが難点とはいえます。
いざエッチングとなって、意外にレジスト膜が残っていてなかなか綺麗にエッチングが出来ませんでした。
多少不満は残るものの出来上がったパーツを組み合わせれば、どうやら完成は出来そうです。


(今回あまりに切羽詰った状況だったのでフォトレジストシートの写真がありません。悪しからず。
いずれやり直しの際にUPできるかな?)

Part6に続く


注)これ等、フィギュアは個人的な趣味で製作したものです。

版権は当然ながらテレビ東京、アットムービー、タレント所属事務所に所属します。

ですから、双熊堂本舗、及び、テレビ東京、アットムービー、タレント所属事務所に問い合わせはしないでくださいね。

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【2011/08/21 16:38】 | 模型製作
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